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レポート:2019年度抱っこひもの安全な使用に関する調査
抱っこひもの安全な使用に関する調査について
抱っこひもの安全な使用に関する調査について
抱っこひも安全協議会では、年に1度、抱っこひもの使用状況やその使用経験を集め、事故またはヒヤリハット事例を収集し、会員への周知をはかっています。そのデータは会員各社へ提供し、製品改善、取扱説明書のコンテンツ改善、安全啓発活動へ活かして参ります。今回はその第3回目の調査を行いました。
2019年度は3回目ということで、以下のような質問の追加を行ないました。
自転車に関する質問
昨年秋に抱っこで自転車で転倒しお子さまが亡くなるという事故がニュースで大きく取り上げられました。
抱っこひもをして自転車に乗る経験の有無を質問に加えました。
二次使用に関する質問
おさがり・中古品等のヒヤリハットの経験について、データを集めることにしました。
下記項目は、昨年度より継続している内容です。
安全な使用についても回答を収集する
抱っこひも安全協議会の活動を評価するという観点より、「安全に使用できた」「事故・ヒヤリハットがあった」、双方のデータを集め、毎年私たちの活動を評価します。
会員各社のユーザーから回答を募る
回答が一部メーカーのユーザーに片寄ると、安全性の評価にも偏りがでてしまいます。会員各社がそれぞれ回答者を募ることで、より現実の状況に近いデータを収集します。
メーカー名・モデル名も収集する
安全な使用・事故やヒヤリハットの事例は、該当メーカーへ直接データ提供いたします。製品改善や取扱説明書の内容、接客時の安全啓発などを通し、役立てて頂きます。
調査方法
インターネットで行うアンケート調査を実施しました。募集は各メーカーよりSNSやホームページ電子メールにて呼びかけました。約1ヶ月の募集期間を設け、回答者に対しては、抽選で50名に500円のクオカードをプレゼントとしました。
応募結果
7月22日から8月31日まで募集を行った結果、3,696件の回答を得ることができました。
2018年度は2,497件、2017年度は758件の回答でした。昨年よりも約1.5倍の回答を頂いています。